入笠山山登り

展望バツグン!初心者でも登れる入笠山へ(マナスル山荘でビーフシチュー)

山にある茶屋に行ってランチをする」というのが最近のブームです。

ブームと言いつつ、まだ高尾山と陣馬山の茶屋にしか行っていませんが、これからどんどん行く機会を増やして、いろいろ美味しいもの食べて、山にも登って、山登りを楽しみたいと思っています。

今回は、長野県にある標高1955メートルの山「入笠山」に行ってきました。

入笠山は、ゴンドラを利用して簡単?に登れる山とあって、ファミリーの方々にも大人気の山であります。

しかも、山頂からは、八ヶ岳、アルプスの山々などが一望でき、眺めはバツグンの山なのです。

ゴンドラから降りるとこのような景色が

私は今回も車で行ったのですが、中央道「諏訪南I.C.」で降り、約7キロだったかな?走って行くと「富士見パノラマリゾート」という、冬はスキー場、夏は、マウンテンバイクのコースとして有名なリゾート施設が、入笠山へ行く出発地点となります。

5月29日、マウンテンバイクの大会か何かあったようで、朝9時ごろ駐車場へ着くと、若干カオスでした・・・

駐車場は、第5駐車場まであるようですが、第2駐車場は、ほぼマウンテンバイクの人たちが利用しているようで、第3駐車場に車を停めたほうがよいと、おすすめします(私も次回は、第3駐車場にします)

第1駐車場は、ゴンドラ方向の駐車場だと思われます。

ゴンドラを利用して山頂駅へ「スズランと八ヶ岳の景色が素晴らしい入笠山の登山口へ」

まず、ゴンドラの往復券を購入します。

ゴンドラの往復券の料金は、大人ひとり1800円。

富士見パノラマリゾート

ゴンドラの乗り場は、山を目の前にして右側に、ちょっと歩くけど「ゴンドラすずらん」という看板が見えてきます。

ゴンドラ乗り場
こんな感じのゴンドラです

富士見パノラマリゾートの駐車場はこんな感じです。

第2駐車場、マウンテンバイクがちらほら置いてあります
冬はゲレンデになる山の斜面

この日は、5月としては異例の最高気温30度。

日差しは暑かったのですが、さすがアルプス、涼しい風が吹いて、とても気持ちが良かったです。

ゴンドラに乗って、登山口を目指します
ゴンドラ内、窓が開いていて、涼しい風が入ってきていました

ゴンドラの「山頂駅」を降りると目の前に見えるレストランです。

ゴンドラに乗っている時間は、約10分ほどでしょうか、けっこう長く乗っていた感覚があります。

ゴンドラを降りると目の前に見えるレストラン

入笠山に行く人は、登山者はもちろん、ゴンドラ駅にある売店でアイスクリームを食べたり、6月になると「スズラン」が見ごろになるので、それを見に来る人、展望もバツグンなので、ちょっとした観光をするには、ちょうどよい場所であります。

ゴンドラを降りるとこの景色です
スズランがちょっと咲いていました、かわいい~

帰りに、こちらの山頂カフェでアイスクリームをいただきました。

人気のアイスクリームはたぶん「ルバーブ」または「ミックス(ルバーブとミルクのミックスアイスクリーム)」だと思われます。

ルバーブは、山麓駅でも売っている赤い茎で、かなり酸味が強い野菜のようです。

この酸っぱさとミルクの甘みがマッチして、とても美味しいアイスクリームでした。

山頂カフェ
下山後に食べた、ルバーブとミルクのミックスアイスクリーム

では、さっそく入笠山山頂を目指して歩いて行きたいと思います。

入笠山山頂へ行くルートは、いろいろあるのですが、今回私が選択したルートはこちらです。

富士見パノラマリゾートから抜粋

行きは「新コースから入笠山山頂へ」、帰りは「岩場迂回コースからマナスル山荘へ」というルートで行きました。

お花畑から新コースを通って、入笠山山頂へ

マップを確認

まずは、入笠湿原をめざします。

地図上で言う、右左どちらからでも行けるのですが、最初は、右側から回っていくコースで湿原へとむかいました。

入笠湿原をめざします
なだらかな道を歩いていきます
隣には、マウンテンバイクのコースもあります

山独特の匂いっていうんですかね、甘い香りのような、自然の匂いというか、とても空気が素晴らしかったです(癒されるぅ~♪)

空気がうまい!
歩きます

森の中のようなところを歩いて行くと、看板が現れます。

看板

鹿をガードする鉄の柵を開けると、その先は湿原になっています。

湿原ないは木道で、ちょっと幅が狭いかもしれないと思うところがありますが、そこは譲り合いの精神で歩いて行きましょう。

木道

ちなみに、お花の時期とかじゃないので、どのような花が咲くのか、いま咲いているのか、無知の私には、いまいちどれがどの花なのか、わかりませんでした・・・

奥に見える建物は、山彦荘です。

入笠湿原

遠くから見ると、すごい傾斜の階段だなあ~なんて見えるところがありますが、この階段を登りきると、右側にスズランの群生地があり、鹿対策の鉄の柵を通り、砂利道を右側に歩いて行くと、ゴンドラの山頂駅に行くことができます。

すごい傾斜の階段のように見えますが、階段が長いだけで、傾斜はそれほどありません。

ゴンドラ駅へと続いています

湿原を散歩しながら、登山口へ行きました。

水芭蕉的な??
なんの花ですかね?

山彦荘方面へ歩いて行くと、入笠湿原の大きな看板があります。

入笠湿原の看板

ここにも、鹿対策用の鉄の柵があり、そこを通ると目の前に、山彦荘があります。

山彦荘

山彦荘のとなりには、キレイなトイレがあります。

トイレの隣には、ベンチが数台、ここでちょっと休憩してから、入笠山へ行くのも良いかと思います。

トイレ

湿原を後にして、次にお花畑へ行きます。

林道(砂利道)を利用して登ってもよし、森の中を歩いてもよしなのですが、気持ち良い森の中を歩いていくのをおすすめします。

お花畑でも、何かしら花が咲くようですが、時期じゃないのか、今回も草だらけでした。

森の中に突如現れる、カゴメの森の看板
ここらへんもカゴメの森か?

森の中を歩いていくと、お花畑へ到着します。

お花畑

ここから、ジグザグにお花畑を歩いて新コースへ行くか、マナスル山荘側にある道を歩いて、岩場コース、または岩場迂回コースへと行くか、ここで選択できます。

岩場コース、または岩場迂回コースへ行く道

私は、今回はこっちのコースにしようと、その場で決めてしまい、後々ちょっと後悔したのですが、たまには行ったことのないコースにしてみましょう。

ジグザグに登っていきます
ある程度登ったところで、後ろを振り返ってみる
天気が良すぎて、どこを見ても良い景色
まだまだジグザグ道が続きます
もじゃもじゃの草
新緑が美しいです

お花畑のジグザグ道を登りきると、鹿対策用のゲートがあります。

鹿対策用のゲート

ここから、緩やかな登りがある登山道を歩きます。

若干、草ボウボウ
こんな感じの緩やかな道

しばらく歩いて行くと、展望デッキがあります。

ここから見る八ヶ岳が素晴らしい景色で、ここでご飯を食べてもよし、小休憩をして、山頂に向かうでもよし、だと思います。

登山者の方休憩していらっしゃいました
展望デッキから見える景色

私も展望デッキで、水分補給をし、ラムネを食べて、山頂を目指しました。

まだまだ緩やかな道が続きます

この道を歩いていて思ったことがあるのですが、歩いている人みなさま、なかなか山頂に到着しないということが心配なのか、けっこう不安がっていた人が多かったです。

山頂に行く道から外れて、歩いてきた道を戻る人たちもいましたが、岩場コース、岩場迂回コースよりは、こちらの新コースのほうは、たぶん、歩く時間が多い、山頂まで、ちょっと時間がかかるように思いました。

展望デッキからしばらく歩いて行くと、分岐に着きます。

分岐

この分岐から山頂まで15分と書いてあるのですが、ここからが入笠山の本番というか、山頂までずーっと登り坂、しかも急登めいた傾斜が続くように思いました。

私は、ひとりゼイゼイと息があがり、下山してくる方に「頑張れ」と励まされてしまうほどでした(恥ずかし・・・)

傾斜がある道を登っていきます

頑張って登っていくと、岩場迂回コースとの分岐が現れます。

岩場迂回コースとの分岐

帰りは岩場迂回コースで下山する予定なので、ここで左へと歩いていきます。

ここから、さらに登っていくと、お疲れ様でした!入笠山山頂に到着です。

入笠山山頂に到着!広い山頂でマッタリ景色を眺める

入笠山に来て良かったーーー!!!と思えた瞬間でした。

こんなに景色が良い山頂なんて、初めてかも??なんて思えるほど、素晴らしい展望でした。

入笠山山頂

入笠山山頂は360度、どこを見ても景色がバツグンです。

乗鞍のほうとか言っていた人がいました
八ヶ岳
諏訪湖あたり
富士山も見えました!

富士山は偉大ですね、どこにいても見える山です(笑)

景色をずーっと見ていたかったのですが、日差しが熱くて、このままいたら自分黒くなってしまうと思い、時間も11時になる頃だったので、下山をして、マナスル山荘に行くことにしました。

マナスル山荘で人気のメニュー「ビーフシチュー」をいただきました。

迂回コースから下山します
岩場迂回コース
岩場迂回コースにある案内図
岩場迂回コースでも景色を堪能できます
たくさんの松ぼっくり

岩場迂回コースを降りてくると、マナスル山荘が見えてきます。

すでに本館までの入り口では、行列ができていて、しまったー!遅れたー!なんて、ひとり叫びながら、急いで列に並びました。

入笠山登山口にあるマナスル山荘

>>マナスル山荘本館のサイト

マナスル山荘では、11時から13時、山荘でランチがいただけます。

ランチメニューでいちばんの人気は「ビーフシチュー」。

私も、いちばん人気のビーフシチューを注文しました。

まず、受付でランチメニューを注文し(ビーフシチュー以外にもあります)、自分の名前を伝えますので、料理などが出来たら、従業員の方から名前が呼ばれます。

席は、山荘内、または、テラス席というんでしょうか、山荘の目の前にボックス席みたいなのが数か所あります。

私は、外で食べたいと思い、席を確保してから、注文をし、ビーフシチューを待ちました。

外で待っていると私の名前が!そして、アツアツのビーフシチューが運ばれてきました。

マナスル山荘のビーフシチュー、ちょうど良いお味のビーフシチューで、お肉がとても柔らかい!

ビーフシチューには、付け合わせとして、パンかライスを選ぶことができます。

私はパンにしました。

お漬物もつきます

紙のランチョンマットが、これまた面白くて、見入ってしまいました。

マナスル山荘のランチョンマット

このランチョンマットは、お土産に家に持って帰ってきました。

ビーフシチュー、とっても美味しかったですし、なにより、こんな贅沢ありますかね?(笑)

入笠山の展望はバツグン、美味しい美味しいビーフシチューでしめる登山。

とっても満足のいく山登りになりました!!!(今度は、マナスル山荘に泊まりたいな)

登山のあとの汗は「尖石温泉・縄文の湯」で流しました

尖石温泉・縄文の湯

縄文の湯のお湯は、若干ヌルヌル感があるというのでしょうか、とっても良い泉質でした。

多くの人が利用するとあって(日曜日だったし)、帰りの時間もあるので、温泉を堪能したかったのですが、早々と出てきて、家路につきました。

富士見パノラマリゾートから、数十キロのところにある「日帰り温泉施設」です。

入笠山は、登山初心者でも、入門として登れる山だと思います。

展望もアルプスの山々が一望できますし、こんな景色の良い展望を見せられたら、山登りにハマること間違いなし!の山です。

なので、ぜひとも!入笠山おすすめです!

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