友達と二泊三日使い、1日目・西穂山荘でラーメンを、2日目・上高地の徳沢でテント泊をすることになりました。
以下、詳細なプランです。
- 1日目、西穂山荘でラーメン、すぐ下山して、奥飛騨ガーデンホテル焼岳で1泊
- 2日目、朝ホテルを出て、沢渡バスターミナルへ、夜は徳沢園でテント泊
- 3日目、早朝、徳沢園から沢渡バスターミナルまで戻り、友達を空港まで送る
本当は、西穂山荘でテント泊、なんて考えていましたが、いきなりカクっと曲がってきた台風のせいで、前日、急遽予定を変更しました。
でも結果、台風が来ようとどうしようと、こんな重いザックを背負って山を登るなんて無理!という、テント泊の現実?を知ったのです。
それは、2日目に知ることとなったのですが、友達も遠くはるばる札幌から来てくれたことですし、私たちは、朝早くから車を走らせ、最初の目的地『新穂高ロープウェイ』を目指しました。
中央道を走っているときは、雨は降っておらず、山にかかる雲だけが心配でした。
千葉から車を走らせること4時間くらい、新穂高ロープウェイの第一ロープウェイ、新穂高温泉駐車場に到着しました。
天気予報のせいか、停まっている車がとても少なかったです。
新穂高ロープウェイは、第一ロープウェイと第二ロープウェイに分かれていて、第一ロープウェイから利用するなら、新穂高温泉駅駐車場に駐車、第二ロープウェイから乗るなら、鍋平高原駐車場で駐車してから、ロープウェイを利用すると良いかと思います。
駅の近くをちょっと散策。
駅の周りを散策した後、ロープウェイ乗り場へと向かいました。
天候については、新穂高ロープウェイに来る前に確認はしていたので、さほど期待はしていなかったけど、このモニターを見た瞬間、視界不良すぎて、西穂山荘に行けるかどうか、不安爆発でした。
飛騨といえば『さるぼぼ』ですよね。
『さるぼぼ』は、猿のあかちゃんという意味だそうです。
軽食屋さんのとなりには、モンベルのショップがあります(モンベル熊が見えます)
第一ロープウェイと第二ロープウェイ両方を利用した場合の往復料金は『3000円』です。
私たちは、西穂山荘でラーメンを食べたら、同じ道を帰ってくる(ピストン登山)なので、往復券を購入しました。
きっぷを購入していたら、出発時間がすぐだったので、大急ぎでロープウェイのホームへ。
ロープウェイ内は、ソーシャルディスタンス、ロープウェイもちゃんと窓開け運転でした(風が寒い)
第一ロープウェイの乗車時間は約4分ほど。
次の駅『鍋平高原駅』が見えてきました。
第二ロープウェイに乗り換えるために、徒歩で『しらかば平駅』へと向かいます。
しらかば平駅の中は、とてもキレイで、最近リニューアルしたのかな?と思えるくらい、おしゃれな駅でした。
入り口を入って左側に、おしゃれなパン屋さんがありました。
こちらでパンを購入して、テラス席で、アルプスの山々を見ながら、お茶をすることができます。
しらかば平駅から出ている第二ロープウェイは、2階建てロープウェイで、そのロープウェイの形をしたパンが売られていました。
ロープウェイの発車時刻まで、時間がありましたので、外を散策していました。
緊急事態宣言中だからか、休館していたようです(ビジターセンターでしょうか)
ロープウェイの発車時刻となり、ロープウェイまで移動しました。
2階建てロープウェイは初めてです。
友達と、2階に乗ってみようよと言って、ロープウェイの2階へと上がってみましたが、ロープウェイ自体、高さが高さなので、1階でも2階でも、どのような違いがあるのかは、私にはわからなかったです。。。
ロープウェイに乗り、どんどん高度が上がっていきます。
ロープウェイが上がっていくと、たぶん、雲の中なのでしょう、ロープウェイ内からでも視界不良が始まります。
ロープウェイはどんどん上へと上がっていき、窓から見える景色は、どんどん白色に。
しまいには、目の前になにがあるのかどうなのか、わからないほど白くなってきました。
しらかば平駅を出発し、新穂高ロープウェイの最終到着駅『西穂高口駅』に着きました。
初めて来た『西穂高口駅』
私たちはとりあえず、展望台へと行きました。
屋上にある展望台へと移動しました。
展望台は、この時間、雲の中にいるようで、全く景色を楽しむことができませんでした。
「雲の中にいる写真も珍しいと思います」そんな感じで、写真撮影を呼び込むロープウェイの方たち。
大変だなあ~と思いながら、ここに来た人は、一応は景色を楽しみに来た人たちだから、今日はいろいろな意味で、残念な日でした。
私たちは、ゆっくりしている時間もないので、とりあえず今日の目的である「西穂山荘でラーメンを食べる」を達成するために、西穂山荘を目指しました。
千石園地を通過すると、登山口が見えます。
一応、西穂山荘までの登山道は、YouTubeで予習済みだったはずなのですが、最初は登って下って平坦な道の繰り返しでした。
登山歴、長いっちゃあ長いのですが、友達と毎回いろいろボヤキながら登っています(笑)
ロープウェイから西穂山荘までは、約1時間ほどで行くことができるのですが、後半から始まる急登では、息がゼイゼイ、長年登山している人間とは思えない、歩きっぷりでした。
ロープウェイの展望台は、雲の中でガスっていたのですが、西穂山荘までの登山道は、ガスっていることもなく、順調に登ることができました。
ただ、雨の心配が・・・雨さえ降らなければという思いで、西穂山荘を目指していました。
ブーンという音が聞こえてきました。
これはもしや!と思って、歩いていくと、ついに!西穂山荘に到着です。
私たちは、とりあえずコースタイム通りに西穂山荘に到着しました(1時間ほど)
山荘内でゆっくりしていきたいところですが、ロープウェイの時間もありますので、若干急ぎ気味で、ラーメンを注文しに受付へと行きました。
では、西穂山荘名物「西穂ラーメン」をいただきたいと思います!
西穂ラーメンは、ひとつ900円、味は、しょうゆと味噌があり、私たちは味噌を注文しました。
注文をして、しばらく席で待っていると、わ~!身体温まるラーメンが到着です。
下山して思っていたのですが、飛騨ラーメンは細麺のちぢれ麺のようで、西穂ラーメンも、細麺のちぢれ麺だったので、西穂ラーメンも飛騨ラーメンだったのかも?なんて思っていました。
これまた、登山してきた身体にラーメンが沁みるんです。
めちゃくちゃ美味しかったです!登ってきたかいがあった~!!
ラーメンを無事に食べ終わり、お土産など見ていましたが、ポツポツ音がします。
窓から外を見てみると、雨が降り始めていました。
レインウエアを着こみ、西穂山荘をあとにして、新穂高ロープウェイまで下山しました。
下山しているときの登山道は、雨に若干濡れてしまっていて、石や泥のところは、足が滑ったり汚れたりする箇所が多かったです。
無事に、新穂高ロープウェイまで戻ってきました。
ロープウェイからの景色は、行きとは大違い、遠くの景色までよく見えました。
ロープウェイから見える谷間の集落を見て、人ってこのように昔から生きているんだなあ~みたいな、言葉では表せないけど、なんか感慨深いものがこみ上げてきました。
1日目の目的「西穂山荘でラーメンを食べる」を無事に終えることができました。
駐車場へと戻ってきた私たちは、予約していたホテルへと向かいました。
ホテルでは、素泊まりだったのですが、良質な温泉を楽しみ、ふかふかな布団で寝ることができて、幸せだな~と、明日の天気を心配しながら、就寝しました。