2021年の締めくくり登山、今年も鍋割山へと言ってきました。
鍋割山だけか、今回の登山を入れると4回目になるという、いちばん登っている山であります(高尾山と同じくらいか?)
今回のルートは、表丹沢県民の森からスタートして、鍋割山山頂、帰りは、戸倉のバス停へと戻るルートです。
毎年、このルールなのですが、このルートがいちばん無難な気がします。
小田急電鉄・渋沢駅からタクシーに乗って表丹沢県民の森へ
鍋割山は、電車とバスまたはタクシーで行くことのできる山のひとつです。
新宿駅から小田急電鉄に乗って渋沢駅で下車、そこからバスで戸倉のバス停へ行き、林道を歩いて、鍋割山へ行くというルートがあります。
しかし、戸倉のバス停から林道を通って鍋割山へ登ろうとすると、片道7キロくらい?
特に、林道が、だいたい3キロ以上あるので、登る前にばててしまうのです。
そこで、林道をショートカットするワザとして、タクシーで『表丹沢県民の森』というところまで乗せてってもらいます。
表丹沢県民の森には、一応10台くらいは停まれる駐車場があるのですが、いつもいつも満車で、いつもいつも路駐が何台も停まっている状態。
しかも、冬の間は、県民の森へと行く道路がよく凍結していることがあり、正直ノーマルタイヤでは危険だと思います。
とういことで、タクシーで県民の森へ乗せてってもらい、そこからスタート。
県民の森にも、多くの登山者の方々がいて、いつも賑わっています(県民の森の駐車場には、トイレもあります)
県民の森から二俣を目指す
最初に、県民の森から歩いていくと、二俣という場所がありますで、まずは二俣を目指します。
県民の森から歩くと、地面は大きい石が多めの砂利道です。
鉄のゲートがあるので、右側を通っていきます。
急登などはないので、すんなり歩いていけますが、なんせ砂利道なので、ちょっと歩きにくいかもしれません。
砂利道を進んでいくと、このような、夜中に出会ったら怖い、おじさんの胸像があります。
いまだに、このおじさんがどんな人なのか、知らない私ですが(笑)
二俣に到着
知らないおじさんの胸像の先を進んで行くと、二俣というところにでます。
右側に黄色い看板がありますが、この黄色い看板は、遭難したときに、救助隊などに自分がいる場所を伝える目印?みたいなものになる看板です。
NO.0と書いてありますが、鍋割山山頂はNO.10。
登っているときに、どれくらいまで来たかな~という目印にもなると思います。
二俣の看板の先には、川を渡る橋がかかっています。
鍋割山では、こういう橋が何か所かでてきます。
二俣から水の入ったペットボトルがある場所まで行く
鍋割山といえば、山頂にある鍋割山荘まで運ぶ、水の入ったペットボトルでしょう。
毎年、鍋割山に来ると、男性陣が、それぞれ数個のペットボトルをザックに入れて、山頂を目指している姿をよく見ます。
二俣から、小丸という分岐を経由して鍋割山へ行くルート、大丸という分岐を経由して塔ノ岳へ行くルートへ行くことができます。
1度、鍋割山山頂から塔ノ岳へ行ったことがありますが、本当に疲れた、辛かった、そんな思いでがあります(笑)
川沿いを歩いていくので、水の音に癒されます。
歩いていくと、車が数台停まっているのが見えます。
そこが、鍋割山荘まで水を運ぶペットボトルが置いてある場所になります。
このようにペットボトルがずらりと並んでいますので、自分の登山力?と相談して、どの大きさのペットボトルを持っていくのか決めると良いのでは?と思います(笑)
私は、小さいペットボトルなら1回持っていったことがあります。
だいたいみな、腕試しというか、挑戦してやろうという気持ちなのか、大五郎サイズのペットボトルを持っている人が多いです。
ここからが本番!鍋割山山頂を目指します!
ここからが本番と言ってもいいくらい、登りが続きます。
鍋割山は1200mくらいの山なのですが、山レベルでいえば、中級者レベルなのではないかと思います。
橋を渡って、急登ぽい細い道を登っていくと、樹林帯のような、森の中を登る道になります。
地面が土なので、霜柱が溶けだしてくると、若干グチョグチョの泥道になっている箇所がありました。
黄色い看板NO.5、ここから鍋割山いちばんの急登になってきます
個人的に毎回思うのが、ここからの登りがいちばんキツイ、ということです。
看板には、鍋割山まで1.7キロと書いてありますが、この1.7キロが本当にキツイ。
たぶん、鍋割山がキツイと言われる原因のひとつ(距離もあるけど)ではないかと思います。
だいたい皆さま、ここで一息入れてから急登へ登る、というのが、多いと思います。
ただ場所の広さといえば、広い場所ではないので、人が多くなって混むとちょっと大変かもしれません。
急登など、えっちらおっちら登っていくと、鍋割山山頂まで、1キロ切りました、もうちょいです!
途中、木道がありますので、滑らないように歩いて行き、頑張って急登やら登っていくと、ソーラーパネルが見えてきます。
ソーラーパネルが見えたら、鍋割山山頂は目の前!
鍋割山荘も目の前です!頑張りましょう!!
長くツライツライ登りが終わると、そこは鍋割山山頂です!
ソーラーパネルを過ぎると、目の前に鍋割山荘が見えてきます!
ついに、鍋割山山頂に到着です!お疲れ様でした!!
私たちは、県民の森から鍋割山山頂までは、約2時間半で到着、だいたいコースタイム通りで着くことができました。
鍋割山山頂から見える景色は、絶景です。
富士山から、神奈川県の街並み、遠くには相模湾も見えます。
山頂に到着したら、ちゃんとこちらを撮らなければ。
では、鍋割山荘名物『鍋焼きうどん』を食べましょう。
鍋焼きうどんは、1000円から1500円に値上がりしていましたが、このご時世、仕方がありません。
むしろ、できれば長く鍋割山荘が続いてくれることを願うばかりです。
並んで数十分ほど、数分から、すぐに鍋焼きうどんが出てきました。
登った日は、12月半ばでしたが、太陽の光のおかげで、座っていても暖かく感じることができました。
ただ、曇りで風がある場合、ものすごく寒い状態になると思います。
なので、登っているときは、暑くて薄着で登れるけど、頂上にいるときは、ライトダウンを着ないと耐えられない寒さになると思います。
鍋割山荘にはチップ制のトイレ(バイオトイレ)があります。
鍋焼きうどんも食べたし、景色も堪能したので、下山したいと思います。
戸倉へ行く林道と県民の森の分岐まで戻る
来た登山道を戻ってくると、こちらの分岐に到着します。
右側に行くと、タクシーで来た県民の森の駐車場、しかし帰りは、戸倉のバス停から渋沢駅まで戻るので、左側の林道を歩いていきます。
クタクタになった身体ですが、最後の力を振り絞って、3.5キロ歩きます。
これがね、またツライんですよね。
林道を歩いていくと、鹿よけのゲートが見えてきます。
そこまでくれは、戸倉のバス停までもう少し!民家が見えてくると、なんだか安心します。
鍋割山登山、お疲れ様でした!無事に戸倉のバス停に到着です
集落を歩いてくると、戸倉のバス停が見えてきます。
戸倉のバス停には、レストハウス、登山届を提出する場所などあります。
トイレもありますし、靴を洗う洗い場もあります。
戸倉のバス停には、駐車場もあります。
ここに車を停めて、鍋割山や塔ノ岳に行くのも良いかと思います。
鍋割山はまた来年、締めの登山に行きます
毎年、年末に行くような山になった鍋割山。
鍋割山荘があるかぎり(なくなったら登山者って減るのかな)楽しみにしている鍋焼きうどんをまた食べに行きたいと思います。