宝篋山山登り

【美しい里山】茨城県つくば市にある『宝篋山』に登る

12月13日、茨城県つくば市にある標高461mの山『宝篋山(ほうきょうさん)』へ登山しに行きました。

宝篋山は、私がいつも観ているYouTuberさんの動画で紹介されていた山です。

関東の山でなおかつ低山、しかも登りやすい、そんな山ないかな~なんて思っていたところ、この動画に出会ったのです。

私は家から車で、宝篋山の登山口『小田休憩所』へ行きました。

常磐自動車道の『土浦北I.C.』で下り、国道125線を筑波山方面へ走ることだいたい20分くらい。

『小田十字路』という交差点を右折し、すぐ左折すると、小田休憩所があります。

小田休憩所には、40台、30台ほど停められる駐車場がふたつ、土日や祝日、登山日和の日には、すぐに満車になるようです。

私は月曜日に宝篋山へ行ったのですが、10時頃、駐車場に着くと、数台しか空いていないほど、平日でもすぐ満車になりそうな勢いの駐車場です。

今回の登山ルートは『極楽寺コース』!

宝篋山には、いろいろな種類の登山コースがあります。

小田休憩所から宝篋山の山頂へ行くコースは『極楽寺コース』と『常願寺コース』のふたつ。

今回は、宝篋山でいちばんのメジャーコース?と思われる『極楽寺コース』で、頂上を目指していきたいと思います。

宝篋山・つくば市公式ウェブサイトから

宝篋山小田休憩所に車を停める

今回は寝坊はしなかった!(笑)

家から高速道路を利用して約60キロくらい、柏インターチェンジから高速道路にのったのですが、土浦北インターチェンジは、あっという間に着きました。

土浦北インターチェンジから筑波山方面へと走ること約8キロほど、小田十字路を右に曲がりすぐ左に曲がると、砂利の駐車場がふたつ見えてきます。

小田休憩所の駐車場

左奥にも駐車場があります。

小田休憩所

小田休憩所は、正直、道の駅のような規模をイメージしていたのですが、意外とこぢんまりとしていました(失礼すぎ)

中にはトイレがあるのですが、地元の方が運営されているようで(たぶん)トイレを利用させていただいたお礼に、寄付金を入れてきました(1円や5円はお断りのようでした・・・)

つくば市公式ウェブサイトにある『宝篋山トレッキングマップ』のPDFやサイト内に、電車とバスでアクセスできる方法が記載されています。宝篋山は、電車やバスでもアクセスしやすいお山だと思います。

小田休憩所にあるもうひとつの駐車場を左に登山口へと進みます

宝篋山の登山口へはまず、美しい田園風景の中を歩きます。

天気も良くて登山日和
左側を歩いていきます
美しい里山です

すごく良い天気なのですが、風がけっこう強かったです。

なので、頂上の風の様子が、ちょっと心配でした。

極楽寺コースと常願寺コースの分岐点
極楽寺コースは見どころがいっぱいです
山の上にちょこんと見える白い建物が頂上です
案内看板通りに進みます
公園がありました
東屋もあります
柵を通ると登山口です
極楽寺コースの登山口に到着です

では、極楽寺コースで宝篋山に登ります

宝篋山は、標高461メートル、すごい急登や登りにくい場所などは、一切ありませんでした。

山に登りますが、半分はハイキングのような山、だと思います。

登山道の道幅も大きく歩きやすいです
最初は緑が多い森?の中を歩きます
案内看板もあり道がわかりやすいです
水の音に癒されます
もちろん案内看板もあり
ベンチもところどころにあります
大きい岩発見
階段もあります
小さな滝?を発見
キレイなベンチもあります
マップで見た「白滝」に着きました

PDFの地図には、何か所か滝があるようです。

案内看板があるのは、確かここ白滝だけだったと思います。

これが白滝かあ~と思ってパシャリ
若干、秋を感じられるようなところも
登山ルートに戻ります

宝篋山の登山ルートは、何か所かこのように、いろいろなルートと合流するところがあります。

極楽寺コースものちのち、常願寺コースと合流し、極楽寺コースから純平歩道を歩いて、常願寺コースから宝篋山の山頂へと行く、というのも可能です(トレッキングマップ参照されたし)

この道を歩いていきます

少し歩いていくと、とっても景色が良い場所にでます。

ツバキの花とオレンジ色の山と富士山という、素晴らしいコラボ

私はここで水分補給をしました。

キレイな景色を見て、しばらく休憩していたら、年配の夫婦が登ってきましたので、富士山が見えますよと教えたら、奥様が「本当だ!ねえ、おとうさん!見て!富士山が見えるよ」と、先を行くおとうさんを呼んでいました。

私はこの年配の夫婦を見て、意外と周りを見ていないで登っているのかしらと思って、ちょっともったいないなと、他人事ながら思いました。

やっぱり、頂上から見える景色も良いですが、途中途中で見える素晴らしい景色も楽しんでいきたいもんです。

ベンチもありました

では、体力も回復して、宝篋山の頂上を目指します。

ここからは、緑の森の中というよりは、冬の森のような、枯れた(失礼)た木々の中を歩いていきました。

宝篋山の頂上をめざす
ベンチと案内看板
左側を歩いていきます
若干、登山道なのかどうなのか見違える道

ここでいいのかな?と若干思いながら登っていきましたが、またまたベンチが現れたので、あっていたようです。

ベンチがあるということは、たいてい景色が良いと言っているようなもん
そうでもなかったなあ・・・

ここのベンチの上には、面白い岩がありました。

その名も「富士岩

富士岩と書かれた看板の先には富士山のような岩が

どれどれと思って、富士岩の近くまで行きました。

どどーんと鎮座する富士岩
富士岩の頂上を眺めてみる
富士岩のパワーがもらえるかなと思って触ってみる(笑)

宝篋山は、いろいろと見どころがあって面白い山です。

低山ながら、滝もあって、途中の景色も良いし、登っていて飽きるところがないです(ツライところもないし)

富士岩の後ろ姿

では、再び、宝篋山の山頂を目指しましょう。

しばらく登っていると、平なところに出ました、しかも、ベンチがたくさんあります。

春頃、ここでお弁当を食べてもいいかもしれない

面白いベンチを発見。

背もたれが斜めだなんて!
山頂も、もうすぐなはず!頑張ろう~

赤々とした木を発見。

みな登山者の方々は、この木のしたで写真を撮っていました、まだまだ秋ということですかね。

赤々とした木(カエデの仲間?)

宝篋山の山頂ちかくには、宝篋城の跡が見学できます。

ここは空堀跡。

人工的な??感じに見える
空堀跡
けっこう道幅が大きい登山道

道幅が大きい登山道を歩いていくと、宝篋城ルートという案内看板が現れます。

ここから、宝篋城の跡を見つつ、宝篋山の山頂登山道へと合流するのですが、私は迷いました。

宝篋城の跡、見てみたいなあ~と、でも、ただの土だけだったらどうしよう、と思い、今日はいいやと宝篋城のコースには行きませんでした。

おじさんがひとり、宝篋城のルートから現れたのを見ました。

宝篋城のルート

バイオトイレです。

私は利用しませんでしたが、どうなんでしょう、数人の方が利用していたようなので、たぶんそこそこキレイなのでは?と思います。

バイオトイレ

トイレのところまで来たら、宝篋山の山頂は目の前です。

宝篋山の山頂に到着!

宝篋山の山頂に着いたーー!!と思って、最初に登場する鳥居。

最初に登場する鳥居
宝篋山の山頂に到着~!お疲れ様でした~。
宝篋山の名前の由来にもなった??宝篋印塔

宝篋山の山頂は広く、ベンチもたくさんあります。

4人掛けのベンチから、ひとり用のベンチまで、山頂からちょっと下がったところにも、数個ベンチがありました。

霞ヶ浦を見ながら、ご飯などゆっくりできます

宝篋山は、461mと低山ながら、山頂から見える景色はバツグン!

360度、いろいろな景色を見ることができます。

筑波山もきれいに見えます
どの方向になにが見えるかとう看板がありました
遠くには、雪をかぶっている山々が見えました

では、私もひとり用のベンチを借りて、お昼ご飯にしたいと思います。

かなりの特等席で、テンションあがって、面白かったです(笑)

ひとり用のベンチ、こんなの他の山では見たことない(笑)
筑波山を見ながら、いつものカップヌードル
コーヒーも飲みました

座っている場所が良かったのか、あまり風の影響は受けなかったです。

でも、手が冷たくなってくるので、手袋をしながら、ご飯を食べていました。

太陽の光があるから、ものすごく寒いということはなかったのですが、でもそこは冬登山、上着はしっかりと持っていきましょう。

宝篋山ありがとう~!下山します

では、お腹も満たされ、景色も堪能したので、下山しようと思います。

左側にはスカイツリーなどが見えます
小田休憩所付近から見えていた白い建物

帰りは、極楽寺コースではなく、常願寺コースで下山しようと思っていましたが、なんだかめんどくさくなってきてしまって、そのまま登ってきたコースと同じ、極楽寺コースで下山することにしました。

下山途中で見た、青空と山のオレンジのコントラストが美しい

下山はあっという間、1時間もかからないで下りて来られました。

あっという間に下山
宝篋山は美しい里山でした
後ろを振り返り、あそこから降りてきたんだなと思う

宝篋山は、駐車場から往復約3時間くらいで登ってこれる山でした。

ところどころ見どころが多い、楽しい山ですし、頂上は360度景色がバツグンの山でした。

今度は、春ごろに宝篋山に登りたいなと思っております。

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